ではどうするか。端的に言えば、支え手=働く人を増やす、総人口に占める労働力人口の割合を増やす──増やせないまでもせめて低下させずに維持する──しかありません。とにかく、働いている人を増やす。働けるうちは高齢者にも働いてもらう、より多くの女性が働くようにする。若い世代をフリーターなどで無駄に使わないで、きちんとフルタイムで働いてもらう。要はそういうことしかありません。
現政権が推進している「一億総活躍」というのは、おそらくそういうことです。実際にやっている施策がうまくいっているかどうかの評価はいろいろあるようですが、それは別にして、やろうとしていること、考え方は間違っていない。
後で詳述します…
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