一人ひとりの生活保障という意味からも、社会保障制度の持続可能性という意味からも、現役世代の安定的で良質な雇用を保障することは重要課題です。若年雇用対策と女性の就労継続支援はぜひとも必要です。
人口減少が始まり、労働人口の確保が優先課題である現在の社会で、ニートやフリーターなどのフルタイムで働いていない若年層や、非正規雇用でワーキングプアと呼ばれる人々の存在は、社会の損失です。職業訓練、能力開発などの諸政策により、そうした若年層に安定的で良質な雇用保障を提供することが急務です。
今後25年の社会の労働人口確保と、それ以降の社会の少子化克服のために、女性の仕事と家庭の両立支援が是非必要であること…
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