ギャグvs.劇画 2大マンガ誌の激闘
1959年3月17日に同時創刊された、週刊少年漫画の草分けの両誌。部数や漫画家の確保などをめぐって闘いを繰り広げた時代を、元編集者の証言などから浮き彫りにする。

はじめに

 これは、昭和の高度成長期(1958年~1973年頃)の約15年における週刊少年誌の闘争の歴史である。

 その始まりは今から50年前。日本初の週刊少年誌が、2つ同時に創刊された。

 その名は「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」。しくも同じ発売日、編集部の人数も同じ13名だった。しかし、社風も、作家へのアプローチの方法も、まるで異なる2つの編集部。

 両者の抜きつ抜かれつのデッドヒートの中から数々の名作やブーム(マンガだけに限らず、拳銃、切手、プラモデル、アイデア商品、怪獣etc……)が巻き起こされてゆく。

 っている音楽や映画には、必ずプロデューサーがいるように、どんな天才作家がいて傑作が…

無料公開中のページへ

この作品では本文テキストのコピー機能を制限しています

01