東スポ名物記者による馬場、鶴田、デストロイヤー
「馬場夫妻のキューピッドは巨人の名選手」「元妻と同じ名前の女性と再婚したデストロイヤー」「鶴田のお手製ラーメンが好物だったハンセン」……など、とっておきの15人の秘話を初公開! 初めて明かされる超人たちの素顔とは。他にも「岐阜の病院に極秘入院した鶴田」「乱闘で警察沙汰となったブッチャー」「猪木の米国進出を阻止した馬場」などなど、プロレス秘話が盛りだくさんの1冊!
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ダラスのファンのド肝を抜く

「高千穂明久はミシシッピ川に身を投げて死んだ」(正確にはカンザスシティを流れるミシシッピ川の支流ミズーリ川のことだ)

 このセリフ抜きに、ザ・グレート・カブキ誕生の物語は語れない。

 日本プロレス出身の高千穂が、4度目に米国に遠征したときのことだ。NWA会長ボブ・ガイゲルのお膝元カンザス地区で暴れていた時、大プロモーター〝鉄の爪〟フリッツ・フォン・エリックからお呼びがかかった。ちょうど、カンザス、ミズーリ地区ではファンに飽きられつつあった。高千穂は渡りに舟とばかり、冒頭の言葉を残し、カンザスを見切ってマネジャーのゲーリー・ハートを伴い、〝死の街〟ダラスに飛んだ。

 19801月、エリックの主宰する

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