コロナショックの影に潜む、格差の点と線
ステイホームの影響で世界中の女性たちが暴力被害に晒されていることを“シャドーパンデミック”と呼ぶ。だが、暴力のみならず、解雇、貧困、ケア負担増、自殺率急増など女性に集中する“パンデミック”は他にも多くある。表面化しにくい、女性たちの“シャドーパンデミック”。「コロナ禍において女性に何が起こっているのか?」「その背景に何があるのか?」。女性たちの声に耳を傾けながら考えていく。

 IT全般に苦手意識があるという茜さんはスマホを所持しておらず、持っているパソコンも古いものでインターネットに繋ぐことはできない。また月6万円ほどの家賃を払うことで精一杯という彼女にとってWi-Fiや新しいPCを準備することは困難だ。

 茜さんはじめ、40代以上の就職氷河期世代にあたる人たちは、会社でパソコン操作を学んだという人が多い。そのため就労経験が乏しかったり、ひきこもり経験が長い人の中には、パソコンやITに苦手意識を持つ人もいる。経済的理由からPCやスマホを持てないという人も少なくないはずだ。サポステはそうした状況を周知しているはずなのだが、緊急事態宣言下、相談をオンラインに限定してしま…

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