おすすめの作品

2021年9月27日

SlowNewsオリジナル
瀬戸内海に面した愛媛県の佐田岬半島の付け根近く、今年10月から再稼働が予定されていた伊方原子力発電所3号機。しかし仮に事故が起きた場合、ここには地形による避難の難しさがある。そして、どうしても原発のそばを通過しなければ避難できない人たちがいる。避難計画は本当に確実なものなのか? 現地を実際に歩いて検証するルポの第6回。
photo/吉田千亜
夢見る若者、怒れる年配
ピースボートを通して見えてくるもの。それは、今を生きる若者の問題、不安定雇用の問題、組織の問題、旅の問題、自分探しの問題と様々だ――日常の閉塞感から船に乗り込んだ若者たちを待ち受けていたのは、船のトラブルと怒れる年配者たちだった。エンジンが壊れ、船に穴があき、年配者がピースボートへ抗議するための集会を開く中で、若者たちがとった行動とは。ちっとも平和じゃない船内で、”平和の船”が辿った114日間の旅。
Photo/Getty Images

9月26日

デジタル庁プロジェクトマネージャー
AERA 現代の肖像 (連載中) /
テクノロジーで社会を良くしたい──去年立ち上げた東京都のコロナ対策サイトは、シンプルなデザインと使いやすさが評判を呼んだ。一般社団法人「コード・フォー・ジャパン(CfJ)」代表理事・関治之。彼の社会貢献欲に火をつけたのは11年の東日本大震災だった。オープンマインドとフェアネス。その理想の源泉はどこにあるのか? AERA「現代の肖像」より。
写真=東川哲也
知られざる島
日本に野生牛がいることを知る人は少ない。それも、絶海の吐噶喇にいることを。口之島は、日本でも唯一の純血種の黒毛和牛である野生牛が生息する地域だ。島人たちはこの野生牛を「ところ牛」と呼ぶ。屋久島と奄美大島の間に連なる7つの有人島と5つの無人島からなる、吐噶喇列島。広大な荒海七島灘に散らばる7つの島に住む人々は、合わせて625人。吐噶喇の暮しやその秘めたる多彩な魅力に触れる。
Photo/アフロ

9月25日

医師の貴重な記録
重い障害の子どもたちに接すると、全く反応がないと感じるが、ほとんどの母親は「この子はわかっている」と口にする。職員もなじんでくると同様に反応を感じる。職員が慣れてきて本人の細やかな様子がわかってくるのではない。本人がなじんできた職員に対して「反応」するようになってきたのだ。ここに「人間の関係的存在」がある。重度心身障害児施設に勤務する医師が考える「生きること」。
Photo/Getty Images
ある離島での6日間
ドーン、ドーンと、遠くから鈍い音が聞こえてくる。まるで何かが爆発するような音が、数分おきに響く。沖縄北西部の観光地、水納島。76年前には砲弾の音が炸裂しただろうこの場所で、今、何が起きているのか? 筆者は海へ急いだ。手探りで歴史に遭遇する新感覚ルポの第3回。文芸誌「群像」連載より。

9月24日

未解決事件の真相
犯行の傾向が似ている。1983年に起きた強姦事件の新聞記事を目にしたとき、ちょうどそのとき取材中だった未解決事件とあまりにも重なることに息をのんだ。--ある記者が古い事件を調べ尽くし、浮かんだ疑念を警察に訴え、やがて真相が明らかになるまで。異色の事件ドキュメント。
イラスト/イザベル・セリガー
貧困の解決策は
取材を続ける中で私はあることに気がついた。それは女性の場合、「貧困」と「不安定雇用」はデフォルト(初期値)であるということだ――給料が低いため自立できず実家で暮らす、同棲する男性から暴力を受ける、公共団体の派遣社員としてギリギリの生活費をやりくりして一人暮らしをする……。こうした女性の貧困は、コロナ禍でもなぜ変わらないままなのか。
Photo/Getty Images

9月23日

正体不明のアーティスト
誰もその正体を知らない現代美術家・バンクシー。ロンドンでオークションにかけられた「風船と少女」は、1億5000万円で落札された瞬間、額縁に仕掛けられていたシュレッダーによって裁断された。あるときは世界平和のメッセージを、あるときは街の片隅に痛烈な政治批判を描く。稀代のアーティストにして世を騒がせるパフォーマー、バンクシーとは一体誰か? 筆者はその故郷と言われるイギリス西部の港町ブリストルへ向かう。
Photo/アフロ
現代を映す歴史秘話
旧満州地域では、「一等国民」の日本人「三等国民」の中国人のあいだに「二等国民」の身分を与えられた朝鮮人たちがいた。中国語と日本語がある程度できる朝鮮人で、支配者と被支配者をつなぐ役割を期待された。そして、日本支配による民族感情や社会不安を和らげる仲立ちとなることもまた。当時を記憶する彼らの昔話は、現代の日本をも照らし返す。
Photo/アフロ

9月22日

ナベツネの正体
世界一の発行部数を誇る読売新聞。この読売王国の総帥にして、時の首相をも動かす渡邉恒雄とは一体何者なのか? 社会部との暗闘と独裁体制の原点。共産党の東大生が、やがて社説を右寄り路線にするまでの思想遍歴。全てが謎に包まれた黒幕のベールを剥ぐ傑作ノンフィクション。
Photo/Getty Images
SlowNewsオリジナル
「急速に感染陽性者が減っている。この謎とも思われる現象を説明するにはしっかりとした科学が必要です」。ワクチンを知り尽くす世界的権威の中村祐輔・がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長が解説するコロナの科学。第6回はワクチンの歴史から現在を俯瞰する。
Photo/アフロ

9月21日

SlowNewsオリジナル
ユニセフで教育支援に携わった気鋭の著者が、社会のアンバランスを解決するための処方箋を探るオリジナルレポート第3回は、男女間の賃金格差にフォーカスを絞り解説する。人気企業ランキング、職場での研修の時間など、意外なデータから明らかになる日本独特の教育ジェンダーギャップ。
Photo/Getty Images
チベット問題の真相
法王庁の正門をくぐると、まず左手の待合室に通される。そこでパスポートの提示、書類への記載、念入りな身体検査。かくして著者はチベット仏教の象徴的存在である法王ダライ・ラマ十四世に謁見を果たす。太い声でよく笑うこの人物の本音は何か。「チベットの全国民が中国に反対しているといっても過言ではありません」。依然として中国によって〝武力占領〟されているチベットの現実を、法王に直撃取材する。
Photo/アフロ

9月20日

SlowNewsオリジナル
現在高校生1年生の大塚嶺さんは小学生の時、新聞が読めなくて困っている曾祖父のためのアプリを開発した。仲間からフィードバックをもらって改良するチームワーク。自分のプログラミング能力を医療分野へ活かそうとする発想力と応用力。プログラミング教育がスキルだけではなく、人間力を伸ばす。どうしてこうした才能が育つのか? 若き天才たちを取材するシリーズ第4回。